2007年10月29日月曜日

タイも中国も省エネ対策

サイアム・セメント、省エネ発電設備導入に60億バーツ
2007/10/24 (23:14)
【タイ】タイ素材大手サイアム・セメント(SCC)は24日、北部ラムパン、中部サラブリなどタイ国内のセメント工場4カ所にセメント排熱発電設備を設置すると発表した。セメント生産で排出される高温の排気ガスを排熱回収ボイラーで回収、タービンでの発電に利用し、省エネを図る。出力は計70メガワットで、2009年後半完工の予定。投資額は34億バーツ。
 SCCはすでに、タイの2工場とカンボジア工場でセメント排熱発電設備の建設を進めている。出力はタイが33.5メガワット、カンボジアが4メガワットで、08年第1四半期の完工を見込む。投資額は計25億バーツ。

中国、省エネを重要な基本国策に・法改正で低燃費車など奨励
【北京=宮沢徹】中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会は28日、「エネルギー節約法」の改正案を採択し、成立させた。来年4月に施行する。エネルギーの節約を原油など資源の開発より重要な基本国策にすると明記。省エネ目標の達成を地方政府に義務付け、低燃費車の開発、普及などを奨励する。
 1998年に施行された現行法では車の普及や温暖化、エネルギー不足など新しい問題に対応しにくくなっていた。エネルギー効率を2010年に05年より20%高めるという公約の達成も難しくなっており、大幅な法改正に踏み切った。
 改正法では「資源の節約と開発を進めるエネルギー発展戦略のなかで節約を首位に位置づける」として、省エネを最優先の課題に位置づけた。(20:04)

タイも中国も、省エネ対策に積極的だ。日本企業ができること、あるんじゃないのかな。

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