2007年7月17日火曜日

長女と私

私は、跡継ぎなんだ。今日おばあちゃんに会って、強く実感した。

私の家のお墓は、私が守っていかなければならない。
動産・不動産は、私が管理していかなければならない。

お婿さんをもらうなら、お墓参りに付いて来てくれる人がいい。
財産を、私と一緒にきちんと管理してくれる人がいい。
私が責任を持たなければいけない。

おばあちゃんも一人っ子だ。生後二ヶ月で父親を亡くし、50歳の時にだんなさんを亡くしたそうだ。子供を三人もうけ、次男の私のお父さんには、とても良くしてもらっていると言っていた。私のお父さんは、親孝行者だ。事実、ハワイに何度も連れて行ったり、おばあちゃんの健康を考えて、純水を持って行ったりしている。

もうお父さんは退職したのに、私は家計を考えずに生活していた。マイに、「もしかしてお金持ち?」と聞かれても、ヨウコに、「金持ちだねー(そんなに旅行できるなんて)」と言われても、仕方がないことだ。私は、どうかしていた。

でも。。。
私は県外に出て仕事がしたい。生活がしたい。お父さんが言うように、ただ両親の元から離れたいだけなのかもしれない。離れたいんだ。両親の元で、生活する術を学び得る方が今後の為になるんだ、と思っていた。でも、私は自分に甘い。大学を卒業して、そのまま地元で働いたら、この甘えは直らない。直したくても、自分に甘いんだ。まだ、両親にあーしろこーしろと言われて、素直に受け取ることができない。小学生の頃から、ちっとも変わっていない。
今年、一人暮らしを始めて両親の有難みを感じた。あの調子で、試行錯誤して自分で(周りのサポートを受けて)解決していかなきゃならないんだ。親元にいたら、いつまでも両親に甘えるだろう。大事な決断さえ、自分でしようとしなくなる。それじゃあ、いけない。一人で自活できるようになるには、そういう決断力が鈍ってはいけないんだ。

それでも、私は長女には変わりない。どうしたらいいんだ。

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